物語 ―Story―
これは、美しき坂の街「ブンキョウ」で起こった、少し不思議で、切ない事件である。
事の発端は、坂道探偵ケイシャの元にきた斜め上の依頼。
依頼主の少年はなんと、自分の前世が猫だったというのだ。
「前世で私のことを飼ってくれていた飼い主を探しているのです」
少年は〔かつて自分が猫だった〕ということ以外、ほとんど前世の記憶はない。
飼い主に関するほんのわずかな情報から、果たしてケイシャは依頼主の悲願を達成することはできるのだろうか。


坂道探偵 ケイシャ
物事には全て傾斜がある。をモットーに、日々坂道で起こる奇怪な事件に挑む探偵。

愛猫 カクド
ケイシャの愛猫。水平の道を歩くときは常に毛を逆立ててる。
好物は『シャケ』。

少年
今回の依頼人。前世が猫だという少年。

ストア警部
ブンキョウ一の敏腕警部。日々市民の声に耳を傾けている。


